Week 11
Dolphins vs. Eagles
7-17
November 18,2007
Lincoln Financial Field
Philadelphia,Pennsylvania
新人QBベック、NFLデビューもドルフィンズ惜敗で開幕10連敗

新人QBジョン・ベックのNFLデビュー戦となったマイアミドルフィンズとフィラデルフィアイーグルスの一戦は、イーグルスの本拠地リンカーンファイナンシャルフィールドで行われたが、RBブライアン・ウエストブルックが自己最高の148ラッシングヤードを記録する活躍でイーグルスがドルフィンズに17-7で勝利した。

イーグルスはエースQBドノバン・マクナブが第2Q途中で欠場したものの、控えQBA.J.フィーリーがチームを勝利に導く活躍を見せた。今シーズン初の連勝で5勝5敗の勝率5割とし、プレーオフ進出に望みをつないだ。

一方敗れたドルフィンズはこれで開幕10連敗、ベック投入で善戦したともいえるが、今シーズンの初勝利を呼び込むことはできなかった。

この試合、最初に得点チャンスをつかんだのはイーグルスだった。第1Qイーグルスは2度目の攻撃でマクナブがWRレジー・ブラウンに46ヤードのTDパスを決めたかに見えたが、これはイーグルスTEL.J.スミスのホールディングの反則により取り消された。

しかしその後もドライブを続けてドルフィンズ陣内28ヤード地点まで攻め込んだ。ここでマクナブがブラウンにパスを投じたが、これをドルフィンズSジェイソン・アレンがインターセプトしてターンオーバー、イーグルスは得点チャンスを失った。

逆にこれで攻撃権を得たドルフィンズはベックがWRテッド・ギンに22ヤード、17ヤードのパスを決めるなどでイーグルス陣内29ヤード地点までボールを進めた。ここでKジェイ・フィーリーの47ヤードFGで先制得点を狙ったが、これはゴールポストまで届かず失敗、ドルフィンズも得点チャンスを逸した。

しかしドルフィンズは直後のイーグルスの攻撃をディフェンスがしのいで、第2Qに入ってパントに追い込むと、PRギンが87ヤードのパントリターンTDを決めて7-0とリードを奪った。

イーグルスも直後の攻撃でウエストブルックが36ヤードランを決めるなどでドルフィンズ陣内29ヤード地点までボールを進めて得点チャンスをつかんだが、またしてもマクナブからWRケビン・カーティスへのパスがジェイソン・アレンにインターセプトされて得点を奪えなかった。

しかしイーグルスは次の攻撃でドルフィンズ陣内36ヤード地点で攻撃権を得ると、ウエストブルックの12ヤード、16ヤードのランプレーなど7プレーで20ヤードをドライブして、最後はKデビッド・エイカーズが34ヤードのFGを決めて3点を返した。

イーグルスは次の攻撃でもマクナブの負傷欠場を受けて登場したA.J.フィーリーがスミスに24ヤードパスを通すなどでドルフィンズ陣内25ヤード地点まで攻め込んだが、ここでもA.J.フィーリーのパスがドルフィンズCBアンドレ・グッドマンにインタセプトされた。

その後1回ずつの攻撃は共にパントに終わり7-3とドルフィンズ4点リードのままハーフタイムを迎えた。

後半に入って第3Q、イーグルスは開始直後の攻撃でA.J.フィーリーがカーティスに14ヤード、17ヤードのパスを通すなどでドルフィンズ陣内13ヤード地点まで攻め込んだ。ここでA.J.フィーリーがQBサックを受けてファンブル、転がったボールをドルフィンズDTボニー・ホリデーがリカバーしてイーグルスは攻撃権を失ったかに見えたが、これはドルフィンズCBウィル・アレンのオフサイドの反則によって取り消された。

これで息を吹き返したイーグルスは直後のプレーでRBコーレル・バックホルターが8ヤードのTDランを決めて10-7と逆転に成功した。

その後イーグルスは第3Q終盤に自陣23ヤード地点で攻撃権を得ると、ウエストブルックの16ヤード、23ヤードランでボールを進め、さらに第4Qに入ってもウエストブルックのランプレーなどでドルフィンズ陣内4ヤード地点まで攻め込んで、最後はA.J.フィーリーがWRジェイソン・アバントに4ヤードのTDパスを決めて17-7とドルフィンズを突き放した。

何とか反撃したいドルフィンズは直後の攻撃でベックからWRマーティ・ブッカーへの19ヤードパス、TEジャスティン・ピールへの21ヤードパス、さらにRBジェシー・チャットマンの17ヤードランなどでイーグルス陣内1ヤード地点まで攻め込んだ。

しかし、ここでどうしてもTDが取れず、最後はFGを狙わず4thダウン残り1ヤードでギャンブルを敢行したが、チャットマンのランプレーはイーグルスのディフェンスに阻まれて得点を奪えなかった。

この時点で残り試合時間は6分半以上あったが、攻撃権を得たイーグルスはウエストブルックのランプレーを中心に6分以上もボールをキープし、結局17-7のままイーグルスが逃げ切った。

NFLデビュー戦となったベックはパス22回投中9回成功で109ヤードを獲得、インターセプト、QBサックはなかったもののTDパスも決められなかった。

しかしドルフィンズは今年のドラフト1巡目指名のギンがパントリターンTDに加えて4回のパスレシーブで52ヤードを獲得し、昨年のドラフト1巡目指名のジェイソン・アレンも2つのインターセプトを決めるなど、若い選手の活躍が目立った試合だった。

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