Week 13
Dolphins vs. Bills
24-23
December 4,2005
Dolphins Stadium
Miami,Florida
残り試合時間6秒…ドルフィンズ、劇的大逆転勝利

マイアミドルフィンズが今シーズン初の連勝をかけてホームにAFC東地区のライバル、バッファロービルズを迎えて行われた一戦は、ドルフィンズが第4Qまでに20点リードを許しながらその後猛反撃、最後は残り試合時間6秒でQBセイジ・ローゼンフェルズからWRクリス・チャンバースへの逆転TDパスが決まって、24-23でビルズに逆転勝利した。

勝ったドルフィンズは5勝7敗となり今シーズン初の連勝、加えてAFC東地区のチームとの対戦にも今シーズン初勝利を飾り、わずかながらプレーオフ進出へ望みをつないだ。

一方敗れたビルズは4勝8敗、21点のリードを守れず今シーズンロードゲームでは0勝6敗となった。

第1Qビルズはビッグプレーの連続であっという間に21点のリードを奪った。まず試合開始直後の攻撃で、4プレー目にQBJ.P.ロスマンからWRリー・エバンスに46ヤードのTDパスがヒットして7-0と先制した。

そして次のドルフィンズの攻撃の3プレー目にはCBネイト・クレメンツがQBガス・ファーロットからパスを受けたWRクリス・チャンバースにタックルしてファンブルを誘発させ、こぼれたボールをCBテレンス・マギーが自陣44ヤード地点でリカバーして攻撃権を奪った。

ビルズはこのチャンスに再びロスマンからエバンスに56ヤードのTDパスが決まってわずか1プレーで7点を追加、14-0とリードを広げた。

さらに第1Q残り5分のところでPRロスコー・パリッシュの36ヤードパントリターンでドルフィンズ陣内26ヤード地点で攻撃権を獲得すると、ロスマンからRBウイリス・マガヒーヘの13ヤードパスなど6プレーで26ヤードをドライブし、最後はロスマンがこの試合3本目となる4ヤードTDパスを三度エバンスに決めて21-0とした。

その後ドルフィンズはビルズのディフェンスの前になかなか攻撃が続かず、加えて再三フォルススタートの反則を犯すなどでオフェンスがリズムをつかむことが出来なかった。ビルズも第2Q中盤にドルフィンズ陣内15ヤード地点まで攻め込んだが、ロスマンがドルフィンズLBドニー・スプレイガンのサックを受けてターンオーバーを犯すなどで追加点を奪うことが出来なかった。

しかしドルフィンズは前半終了3分前のところで攻撃権を得ると、ファーロットがチャンバースに19ヤードパス、WRウェス・ウェルカーに16ヤードパスを通すなど11プレーで57ヤードをドライブして、最後はKオリンド・マレーが23ヤードのFGを決めて21-3としてハーフタイムを迎えた。

第3Qに入って両チームともそれぞれ1回ずつの攻撃をパントで終わらせた後、ドルフィンズは自陣10ヤード地点から攻撃を開始したが、その3プレー目にファーロットがエンドゾーン内でビルズLBロンドン・フレッチャーにサックされてセーフティー、23-3とリードを広げられた。その上このプレーでファーロットは脳震とうを起こしてサイドラインに下がり、その後この試合に復帰することはなかった。

さらにビルズは次の攻撃でも、ロスマンのパスとマガヒーのランでドルフィンズ陣内3ヤード地点まで攻め込んだが、ここではロスマンがドルフィンズCBサム・マディソンにインターセプトされてチャンスを失った。

これで攻撃権を得たドルフィンズは、ファーロットに代わって出場したローゼンフェルズがチャンバースに17ヤードパス、RBリッキー・ウイリアムスに15ヤードパスをヒットさせるなどでビルズ陣内9ヤード地点までボールを運んだが、4thダウン残り5ヤードでパスを失敗して得点を奪うことは出来なかった。

しかしドルフィンズは第4Qに入って最初の攻撃で、ローゼンフェルズがチャンバースに14ヤード、13ヤードのパスを決め、ビルズ側の反則にも助けられて9プレーで70ヤードをドライブし、最後はウイリアムスが5ヤードのTDランを決めて7点を返し23-10とした。

そしてドルフィンズは次の攻撃でもローゼンフェルズがウェルカーに17ヤードパス、チャンバースに12ヤードパスを決めるなど8プレーで49ヤードをドライブして、最後はローゼンフェルズからRBロニー・ブラウンへの23ヤードパスが決まって23-17と6点差まで追い上げた。

さらにドルフィンズは直後のビルズの攻撃を抑えて残り試合時間3分で攻撃権を得ると、ローゼンフェルズがチャンバースに24ヤードパスを決めて50ヤード地点までボールを進めた。しかし次のプレーでローゼンフェルズのパスはビルズDEアーロン・ショーベルにインターセプトされて、ドルフィンズの勝利は遠のいたかに思われた。

それでも残り試合時間1分51秒で再び攻撃権を得たドルフィンズは、ローゼンフェルズがチャンバースに57ヤードパスをヒットさせて一気に前進、その後ビルズ陣内1ヤード地点までボールを進めたが、タイムアウトもなく反則で後退するなど4thダウン残り4ヤードで残り試合時間も10秒を切り絶体絶命。しかしこのピンチにローゼンフェルズが投じたパスをチャンバースがエンドゾーン内でキャッチして4ヤードのTDパスとし、ドルフィンズは土壇場で大逆転、24-23として勝利をつかんだ。

チャンバースは15回のパスレシーブで238ヤードを獲得したが、これは自己最高の記録になるとともに、リーグでも2002年シーズン以来の最高記録となった。また途中出場のローゼンフェルズはパス37回投中22回成功で272ヤードを獲得、特に第4Qには70ヤード、49ヤード、73ヤードの3つのTDドライブを演出した。

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