5 Interception …フィーリー、天国から地獄
AFC東地区のライバル対決、マイアミドルフィンズとバッファロービルズの対戦は、QBA.J.フィーリーが第1Qに3つのTDパスを決めてドルフィンズがリードを奪ったが、そのあと6つのターンオーバーを重ねて自滅、残り試合時間1分55秒でビルズDTパット・ウイリアムズにインターセプトリターンTDを喫するなど42-32でドルフィンズが敗れた。
敗れたドルフィンズは2勝10敗となり、今シーズンAFCのチームとの対戦では0勝8敗となった。逆に勝ったビルズは6勝6敗となり、0勝4敗スタートから一気にプレーオフ進出の可能性が出てきた。
第1Qドルフィンズのキックオフから始まったこの試合は、いきなりKRテレンス・マギーが104ヤードのキックオフリターンTDを決めてビルズが7-0と先制した。
しかしドルフィンズもすぐに反撃する。直後の攻撃でフィーリーがWRクリス・チャンバースに17ヤード、18ヤードの効果的なパスを通してボールを進め、最後はフィーリーからWRブライアン・ギルモアに27ヤードのTDパスがヒットして、あっという間にドルフィンズが7-7の同点に追いついた。
これに対してビルズは、CBネイト・クレメンツがフィーリーのパスをインターセプトしてドルフィンズ陣内41ヤード地点で攻撃権を奪うと、5プレーで41ヤードをドライブし、最後はQBドリュー・ブレッドソーからルーキーTEティム・ユーハスへ15ヤードのTDパスが決まって、14-7と再び7点リードを奪った。
しかしドルフィンズもすぐに追いつく。直後のキックオフリターンでKRウェス・ウェルカーからハンドオフを受けたジミー・ワイリックが58ヤードをリターンしてチャンスをつかむと、4プレーで31ヤードをドライブし、最後はフィーリーがチャンバースに2ヤードのTDパスを決めて14-14の同点とした。
そしてドルフィンズは次の攻撃で、相手の反則に助けられ、フィーリーからWRマーティ・ブッカーに14ヤードのパスがヒットするなど5プレーで40ヤードをドライブ、最後はフィーリーからTEドナルド・リーへの15ヤードTDパスが決まって、21-14とドルフィンズが逆に7点リードを奪った。
さらにドルフィンズは第1Qから第2Qにかけて、フィーリーからFBロブ・コンラッドへ13ヤードパスが決まるなど5プレーで22ヤードをドライブして、最後はKオリンド・マレーが47ヤードのFGを決めて24-14とリードを広げた。
しかしビルズも第2Q中盤に、ブレッドソーからTEライアン・ニューフェルドに29ヤードパスが決まるなど6プレーで78ヤードをドライブして、最後はブレッドソーがルーキーWRリー・エバンスに21ヤードのTDパスをヒットさせて、24-21と3点差まで迫った。
そしてその後は両チームともターンオーバーの応酬。ビルズはRBウイリス・マガヒーがドルフィンズDEジェイソン・テイラーのタックルを受けてファンブルして攻撃権を失えば、ドルフィンズもフィーリーがビルズLBタケオ・スパイクスにインターセプトされて攻撃権を失った。
そしてビルズはそのインターセプトでつかんだチャンスをKライアン・リンデルの38ヤードFGに結びつけたが、リンデルはこのFGを左にそらせて失敗、ビルズは同点に追いつくことが出来ず、結局24-21とドルフィンズ3点リードのままハーフタイムを迎えた。
第3Qは両チームのディフェンスが踏ん張りパントの応酬。途中ビルズはドルフィンズRBレオナード・ヘンリーのファンブルから攻撃権を得たが、得点に結びつけることは出来なかった。
第3Q残り時間2秒からのビルズの攻撃、誰もがこのまま第4Qに突入するかと思ったその時、ビルズはブレッドソーがディープゾーンでワイドオープンになっていたエバンスにロングパスを投じ、これをエバンスがキャッチして69ヤードのTDパスとし、ビルズがわずか1プレーで28-24と逆転に成功して第3Qを終了した。
これで勢いづいたビルズは、第4Q開始直後のドルフィンズの攻撃で、ルーキーSラシャッド・ベイカーがフィーリーのパスをインターセプトして26ヤードをリターンし、ドルフィンズ陣内34ヤード地点で攻撃権を獲得した。
そして3プレー後、ブレッドソーからパスを受けたWRエリック・モールズがドルフィンズディフェンスの間をすり抜けてエンドゾーンへ、これが30ヤードのTDパスとなって、ビルズが35-24とあっという間にリードを広げた。
しかしドルフィンズも粘る。次の攻撃で自陣24ヤード地点から攻撃を開始すると、フィーリーがWRデリアス・トンプソンに18ヤードパスを通し、コンラッドが15ヤードランを決め、さらにフィーリーがブッカーに15ヤードパスを通すなど15プレーを費やして76ヤードをドライブ、最後はRBトラビス・マイナーが3ヤードのTDランで締めくくって6点を返し、さらに2点コンバージョンでフィーリーからチャンバースにパスが通って、35-32と3点差まで迫った。
そしてドルフィンズは次のビルズの攻撃をパントに追い込んで攻撃権を得たが、自陣2ヤード地点からの不利なポジション。なんとかフィーリーがトンプソンに19ヤードパスを通して前進したものの、その直後、フィーリーからマイナーに投じたパスをウイリアムスがインターセプトしてそのまま20ヤードをリターン、結局これが勝負を決める大きなインターセプトとなり、42-32とビルズがドルフィンズを突き放した。
ドルフィンズはその後の攻撃でもフィーリーがマギーにインターセプトされて攻撃が続かず、さらにもう一度攻撃権を得たが時間を消費するだけに終わり、そのまま42-32でビルズの前に敗北を喫した。
フィーリーは試合開始からおよそ12分半の間に3つのTDパスを決めるなど、パス51回投中25回成功で自己最高の303ヤードを獲得したが、5つのインターセプトを犯して自滅した。
その反面、ドルフィンズのディフェンスはブレッドソーに対して、パス30回投中19回成功を許し、今シーズン最高の277ヤードを献上した上にインターセプトを奪うことも出来なかった。
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