Killer D …ドルフィンズ、3ファンブルフォースで勝利を拾う
今シーズンここまで、NFLでわずか1勝しかしていないチーム同士、マイアミドルフィンズとサンフランシスコ49ersの対戦は、49ersの本拠地モンスターパークで行われたが、ドルフィンズが第4Qに3つのファンブルリカバーで連続17得点を獲得して、24-17で49ersに勝利した。
勝ったドルフィンズは2勝9敗となり、暫定HCジム・ベイツとなってから初勝利、またQBA.J.フィーリーもドルフィンズでの初勝利を飾った。
一方敗れた49ersは1勝10敗、NFLで最も勝率の悪いチームとなり、1978年と1979年シーズンに記録した2勝14敗というチームワースト記録更新の可能性も高まった。
この試合先制したのはドルフィンズだった。第1QPRウェス・ウェルカーの20ヤードパントリターンで、49ers陣内34ヤード地点から攻撃を開始すると、フィーリーからWRクリス・チャンバースに25ヤードのTDパスが決まってわずか3プレーで7-0とリードした。
その後両チームともオフェンスが進まずパントの応酬となったが、第2Q中盤49ersは自陣49ヤード地点から攻撃を開始すると、QBティム・ラティーが2度の3rdダウン残り7ヤードのピンチに、いずれもWRセドリック・ウイルソンへの12ヤードと13ヤードのパスを決めるなどでドルフィンズ陣内1ヤード地点まで攻め込んだ。
惜しくもTDはとれなかったものの、Kトッド・ピーターソンの19ヤードFGで3点を返し、7-3とした。
さらに49ersはその直後のドルフィンズの攻撃で、CBマイク・アダムスがフィーリーのパスをインターセプトして攻撃権を得たが、攻撃が続かずパントとなるなど、結局両チームとも得点はなく、7-3のまま前半を終了しハーフタイムを迎えた。
第3Qも両チームともパントの応酬になったが、ドルフィンズは9分過ぎにウェルカーの35ヤードパントリターンで49ers陣内13ヤード地点までボールを運んで絶好の得点チャンスを得た。
しかしここではKオリンド・マレーが22ヤードのFGを左にそらせて失敗し追加点を奪うことは出来ず、結局第3Qは両チームとも無得点のまま終了した。
第4Q開始直後、ドルフィンズはRBトラビス・マイナーがボールをファンブルするミスを犯し、このボールを49ersLBデレック・スミスがリカバーして、そのままエンドゾーンまで運ぶ46ヤードのファンブルリターンTDを決めて、10-7と逆転に成功した。
しかしそれに対してドルフィンズもディフェンスの活躍で再逆転する。49ersRBモーリス・ヒックスにDEデビッド・ボウエンスがタックルしてファンブルを誘発させ、これをCBパトリック・サーティンが49ers陣内21ヤード地点でリカバーして攻撃権を得ると、49ersSロニー・ハードのパスインターフェアの反則にも助けられてボールを進め、最後はフィーリーからTEランディ・マクマイケルに15ヤードのTDパスがヒットして、14-10と逆転に成功した。
勢いに乗るドルフィンズディフェンスは次の49ersの攻撃でもDEジェイ・ウイリアムスがラティーをサックしてファンブルを誘発させ、これを再びサーティンが49ers陣内34ヤード地点でリカバーして得点チャンスを得た。そしてここではマレーが50ヤードのFGを決めて、ドルフィンズは17-10とリードを広げた。
さらにドルフィンズは残り試合時間3分半を切ったところで、DEジェイソン・テイラーがラティーをサックしてファンブルを誘発させて、転がったボールをLBデリック・ポープが拾い上げてエンドゾーンに持ち込み、これが1ヤードのファンブルリターンTDとなって、24-10と勝利を決定づけた。
49ersはその直後の攻撃で9プレーで69ヤードをドライブして、最後はヒックスが1ヤードTDランを決めて7点を返して24-17とし、最後の望みをかけたオンサイドキックを敢行したが、これはドルフィンズ側にリカバーされて万事休す、結局最終スコア24-17でドルフィンズが逃げ切った。
ドルフィンズのオフェンスはフィーリーがパス33回投中17回成功で159ヤード獲得に止まるなど、トータルでわずか200ヤードと振るわなかったが、ディフェンスの活躍とターンオーバーを確実に得点に結びつけたことが勝利を呼び込んだ。
そのディフェンスは、要のLBザック・トーマスを怪我で欠きながら、49ersのオフェンスをトータル224ヤードに抑え、ラティーに対しては8つのサックを浴びせた。
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