Week 9
Dolphins vs. Cardinals
23-24
November 7,2004
Pro Player Stadium
Miami,Florida

  

残り試合時間19秒…ドルフィンズ、失意と落胆の逆転負け

地元プロプレーヤースタジアムにロードゲームで17連敗中のアリゾナカージナルスを迎えたマイアミドルフィンズは、残り試合時間1分56秒でRBサミー・モリスがTDランを決めて逆転に成功したが、カージナルスも残り試合時間19秒でQBジョシュ・マッカウンがWRラリー・フィッツジェラルドに2ヤードのTDパスを決めて再逆転、24-23でカージナルスが勝利した。

勝ったカージナルスは今シーズン3勝5敗となり、2002年10月6日以来のロードゲームでの勝利を飾った。一方勝利を目前にして敗れたドルフィンズは1勝8敗、NFLで最も勝率の悪いチームとなった。

この試合、先制したのはドルフィンズだった。第1Q試合開始のキックオフリターンでカージナルスKRラリー・クルームがタックルを受けてファンブル、これをドルフィンズLBエディ・ムーアがカージナルス陣内23ヤード地点でリカバーしてドルフィンズが攻撃権を得た。

このチャンスを生かしたドルフィンズは7プレーで12ヤードを進み、最後は11月5日に急遽契約したKビル・グラマティカが30ヤードのFGを決めて3-0とした。

しかしカージナルスも次の攻撃でRBトロイ・ハンブリックの62ヤードランなどでドルフィンズ陣内11ヤード地点まで攻め込み、最後はKニール・ラッカーズが29ヤードのFGを決めて3-3の同点に追いついた。

ドルフィンズはその直後の攻撃でQBジェイ・フィードラーがサックを受けてボールをファンブルし、それをカージナルス側にリカバーされてピンチを招いたがディフェンスの頑張りで事無きを得た。

そして次の攻撃で自陣9ヤード地点からドライブを開始すると、RBトラビス・マイナーの34ヤードラン、WRクリス・チャンバースの24ヤードランなど8プレーで91ヤードをドライブし、最後は4thダウン残り1ヤードの場面で、フィードラーからFBロブ・コンラッドへ20ヤードのTDパスが決まって、エクストラポイントはグラマティカがキックを失敗したものの、9-3とリードを奪った。

さらにドルフィンズは第2Qに入って最初の攻撃で、フィードラーがチャンバースに30ヤードのパスをヒットさせるなど12プレーで61ヤードをドライブ、最後はグラマティカが29ヤードのFGを決めて12-3とリードを広げた。

その後カージナルスが2度、ドルフィンズが1度の攻撃権を得たが、共に得点をあげるにいたらず、12-3のままハーフタイムを迎えた。

第3Qに入って、ドルフィンズはフィードラーが2度目の攻撃時に肩の痛みでサイドラインに下がり、代わってA.J.フィーリーがQBを務めたが、そのフィーリーが3度目の攻撃時にチャンバースに投じたパスをカージナルスCBドウェイン・スタークスにインターセプトされ、そのまま41ヤードをリターンされてTDを奪われて12-10と2点差に迫れてしまった。

そして第4Qに入ると、カージナルスは自陣20ヤード地点からの攻撃で、マッカウンがフィッツジェラルドに32ヤードパスをヒットさせるなどでドルフィンズ陣内48ヤード地点までボールを進めた。

ここでマッカウンはWRアンクアン・ボールディンに投じたパスをドルフィンズSサミー・ナイトにインターセプトされてチャンスを潰したかに思えたが、ドルフィンズCBパトリック・サーティンがラフィング・ザ・パッサーの反則を犯して15ヤード罰退、さらにこのプレー終了後にDEジェイソン・テイラーがボールをキックしてしまい反則を取られてさらに15ヤード罰退となり、カージナルスは労せずしてドルフィンズ陣内16ヤード地点から攻撃を再開した。

そして4プレー後、RBエミット・スミスが5ヤードのTDランを決めて、カージナルスが17-12と逆転に成功した。

しかしドルフィンズも直後の攻撃で、フィーリーからWRマーティ・ブッカーに38ヤードのパスがヒットするなど6プレーで54ヤードをドライブし、最後はグラマティカが28ヤードのFGを決めて17-15と2点差に迫った。

その後ドルフィンズはPマット・タークの好パントで有利なフィールドポジションを獲得し、残り試合時間4分を切ったところでカージナルス陣内39ヤード地点で攻撃権を得た。

ドルフィンズはこのチャンスにフィーリーからブッカーへ35ヤードのパスが決まってカージナルス陣内1ヤード地点までボールを進め、最後は残り試合時間2分を切ったところで、モリスが1ヤードのTDランを決めてついに逆転、エクストラポイントもフィーリーがTEランディ・マクマイケルにパスを通して23-17とした。

これでドルフィンズの勝利が濃厚となったが、カージナルスは最後の攻撃で自陣30ヤードからドライブを開始した。4thダウン残り8ヤードのピンチでマッカウンが自ら走って1stダウンを更新すると、2プレー後にはフィッツジェラルドに48ヤードのパスをヒットさせて一気にドルフィンズ陣内3ヤード地点まで攻め込んだ。

3rdダウン残り4ヤードでマッカウンはテイラーにサックを受けて大きく後退、万事休したかに思えたが、ここではドルフィンズCBサム・マディソンのホールディングの反則に助けられてファーストダウンを更新した。

そしてその直後、マッカウンからのパスをフィッツジェラルドがエンドゾーン内でキャッチして2ヤードTDパスとして23-23の同点、エクストラポイントはラッカーズがキックを確実に決めて24-23と逆転した。

残り試合時間19秒ではドルフィンズの攻撃も続かず、結局最終スコア24-23でカージナルスが劇的な逆転勝利を飾った。

ドルフィンズはトータル獲得ヤードで403対270と大きく上回るなど数字的にはカージナルスを圧倒したが、要所での反則とミス、そしてターンオーバーで自滅し、勝利を掴むことは出来なかった。

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