史上最悪のオフェンス…ドルフィンズ、泥沼の3連敗
ハリケーン・ジーンの影響で試合開始が午後1時から午後8時30分に変更されたマイアミドルフィンズ対ピッツバーグスティーラーズの一戦は、ぬかるんだグラウンドと土砂降りの雨という最悪のコンディションの中、ドルフィンズオフェンスが4つのターンオーバーを献上するなどでスティーラーズが13-3で勝利した。
敗れたドルフィンズは0勝3敗となり1969年シーズン以来の開幕3連敗スタートとなった。またこの3試合で記録した総得点はわずか23得点でチーム史上最低の記録となっている。
この試合、開始直後からいきなりターンオーバーの応酬となった。第1Qドルフィンズはキックオフ直後の攻撃で、QBA.J.フィーリーからパスを受けたTEドナルド・リーがタックルを受けてファンブル、LBジェームス・ファリアーがリカバーしてスティーラーズに攻撃権が移った。
しかしスティーラーズも最初のプレーでQBベン・ロスリスバーガーがパスをCBパトリック・サーティンにインターセプトされて攻撃権を失った。だがしかし、これで攻撃を開始したドルフィンズも5プレー目にフィーリーがCBアイク・テイラーにインターセプトされた。
自陣20ヤード地点で攻撃権を得たスティーラーズは、ロスリスバーガーがWRプラクシコ・バレスに42ヤードのパスを決めるなど8プレーで58ヤードをドライブ、最後はKジェフ・リードが40ヤードのFGを決めて3-0と先制した。
その後スティーラーズは再びFGのチャンスを得たが、リードが44ヤードを失敗して追加点を奪えず、3-0のまま第1Qを終了した。
第2Qは両チームのディフェンスが相手オフェンスをしっかりと止めてパントの応酬となったが、前半終了間際、スティーラーズがまたしてもFGのチャンスをつかんだ。しかしここでもリードが45ヤードのFGを失敗して、結局3-0のままハーフタイムを迎えた。
第3Qドルフィンズは開始直後のスティーラーズの攻撃をパントに追い込んで攻撃権を得ると、自陣8ヤード地点からボールを進めていった。そして自陣47ヤード地点、4thダウン残り数インチでギャンブルを敢行、しかしQBスニークを狙ったフィーリーは1stダウンを獲得することができず、攻撃権はスティーラーズに移った。そしてこれがこの試合の大きなターニングポイントとなった。
スティーラーズはこのチャンスを生かし、6プレーで14ヤードをドライブし、最後はリードが51ヤードのFGを決めて6-0と点差を広げた。
一向にオフェンスが進まないドルフィンズだったが、第3Q終盤にフィーリーがTEランディ・マクマイケルに10ヤードのパス、RBレオナード・ヘンリーが12ヤードのランを決めるなどで攻め込み、そのまま第4Qに入って、結局13プレーで45ヤードをドライブし、最後はKオリンド・マレーが34ヤードのFGを決めて6-3とした。
その後スティーラーズは残り試合時間10分40秒、自陣39ヤード地点から攻撃を開始すると、ロスリスバーガーがバレスに18ヤードパス、WRハインズ・ワードに20ヤードパスをいずれも3rdダウンのピンチで決め、さらにドルフィンズCBパトリック・サーティンの2つの反則にも助けられてドルフィンズ陣内7ヤード地点までボールを進め、最後はロスリスバーガーからのパスをワードがダイビングキャッチで押さえて7ヤードTDパスとなり、13-3とドルフィンズを突き放した。
反撃を試みるドルフィンズは、フィーリーがWRデリアス・トンプソンに36ヤードパス、マクマイケルに11ヤードパスを通して攻め込んだが、フィーリーがスティーラーズ陣内29ヤード地点でサックされてボールをファンブル、これをファリアーにリカバーされて万事休した。
ドルフィンズのオフェンスはスティーラーズのディフェンスの前にトータル169ヤード獲得に抑え込まれた。フィーリーはパス27回投中13回成功で137ヤード獲得に止まり、2つのインターセプト、1つのファンブルロスト、そして3度のサックを喫した。
また先発RBラマー・ゴードンは左肩を痛めて第1Q途中で退場、代わって出場したヘンリーは健闘したものの、21キャリーで41ヤード獲得に止まった。
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