頑強なリッキー、驚愕のディフェンス…ビルズオフェンスを完封
AFC東地区のライバル対決となったサンデーナイトゲーム、ドルフィンズがホームにバッファロービルズを迎えての一戦は、RBリッキー・ウイリアムスがチーム記録となる42キャリーで153ヤードを走って1TDをあげるとともに、強力ディフェンスがビルズにオフェンスによる得点を許さず、17-7でドルフィンズが勝利した。
この試合の前半は両チームのディフェンスが活躍してターンオーバーの応酬となった。第1Qドルフィンズはキックオフ直後の攻撃でQBジェイ・フィードラーがCBネイト・クレメンツにパスをインターセプトされて攻撃権を失った。
一方のビルズも2度目の攻撃でQBドリュー・ブレッドソーがSSサミー・ナイトにパスをインターセプトされてドルフィンズにチャンスを与えてしまった。
ドルフィンズはこのチャンスにKオリンド・マレーの51ヤードFGで先制点を狙ったが左にそれて失敗、得点を奪うことが出来ず第1Qは0-0のまま終了した。
ドルフィンズは第2Qに入って最初の攻撃で、ウイリアムスがショートパスを受けたがビルズCBアントワン・ウィンフィールドにタックルを受けてファンブル、それをLBタケオ・スパイクスに29ヤードリターンされて自陣16ヤード地点でビルズに攻撃権が移った。
ビルズはこのチャンスでブレッドソーからボールを渡されたRBトラビス・ヘンリーがエンドゾーンのWRジョシュ・リードにパスを投じたが、1ヤード地点でCBパトリック・サーティンがダイビングキャッチ、インターセプトとなり得点チャンスを逸した。
しかしビルズはその後のドルフィンズの攻撃を止め、ショートパントでいいフィールドポジションから再度攻撃を開始すると、ブレッドソーからWRエリック・モールズに17ヤード、13ヤードの効果的なパスが通ってエンドゾーン手前8ヤード地点までボールを進めた。
ここでブレッドソーはTDを狙ってパスを投じたが、これをドルフィンズFSブロック・マリオンがエンドゾーン内でインターセプト、またしても得点を奪うことが出来なかった。
ドルフィンズは第2Q終盤、フィードラーがTEランディ・マクマイケルに9ヤードパスをヒットさせ、ビルズSSロウヤー・ミロイのパスインターフェアの反則にも助けられるなどで8プレーで76ヤードをドライブ、最後はフィードラーからWRクリス・チャンバースに12ヤードのTDパスが決まって、前半終了25秒前に均衡を破りそのまま7-0でハーフタイムを迎えた。
ビルズは前半、ドルフィンズのディフェンスの前にわずかトータルヤード37、1stダウン更新2回に抑え込まれた。
第3Qに入るとドルフィンズは得意のボールコントロールオフェンスを展開して追加点をあげた。ウイリアムスが8回のキャリーで30ヤードを稼ぎ、フィードラーがWRジェームス・マクナイトに18ヤードパス、マクマイケルに33ヤードパスをヒットさせるなど14プレーで85ヤードを8分近く費やしてドライブし、最後はマレーの26ヤードFGで10-0とリードを広げた。
第4Qに入ってビルズはディフェンスの活躍でようやく得点をあげた。クレメンツがこの試合2つ目のインターセプトを決めてそのまま54ヤードをリターンしてTD、10-7と3点差に迫った。そのクレメンツは自己通算12このインターセプトを記録しているが、その内の6つを対ドルフィンズ戦で記録している。
追い上げられたドルフィンズは次の攻撃でマレーの44ヤードFGで追加点を狙ったが、これが右にそれて失敗、試合の流れがビルズ側に傾きかけた。
しかしドルフィンズはDEアデワール・オグンリエがこの試合2つ目のQBサックを決めるなどディフェンスの活躍でビルズに1stダウン更新を許さない。
再び攻撃権を得たドルフィンズはウイリアムスが8回のキャリーで21ヤードランを含む36ヤードを稼ぐなどでエンドゾーン手前1ヤード地点までボールを進めた。
ここからウイリアムスがTDを狙ってボールを運んだが一旦はエンドゾーン寸前でビルズのディフェンスに止められたかに見えた。しかしビデオリプレイの結果これがTDと認められて、ドルフィンズは残り試合時間1分52秒で17-7と決定的なリードを奪った。
ビルズの最後の攻撃も結局得点をあげることが出来ず、最終スコア17-7でドルフィンズが激戦を制した。
ウイリアムスはラマー・スミスが2000年12月30日のプレーオフでの対インディアナポリスコルツ戦で209ヤードを走ったときに記録した40回のボールキャリーの記録を更新した。特に試合の後半だけで25回のキャリーで108ヤードを稼ぎ、チームを勝利に導いた。
またドルフィンズオフェンスはこの試合で実に40分50秒間もボールを支配するボールコントロールを展開し、ディフェンスはビルズオフェンスに対してトータルヤード118、1stダウン更新わずか8回に抑え込んだ。
さらにブレッドソーに対してはインターセプト2回、サック4回を記録し、パス25回投中10回成功の98ヤードに抑えた。しかも最後のドライブで40ヤードを獲得されるまでは58ヤードに抑えるという驚異のパスディフェンスを見せた。
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