悪夢の逆転負け…ドルフィンズの2002年シーズン終了
AFC東地区の優勝とプレーオフ進出をかけて行われたマイアミドルフィンズとニューイングランドペイトリオッツの対戦は、Kアダム・ビナティエリが試合終了1分9秒前に43ヤードの同点FGを、そしてオーバータイムに突入して35ヤードの決勝FGを決めてペイトリオッツが大逆転、27-24でドルフィンズに勝利した。
敗れたドルフィンズは9勝7敗でシーズンを終了、同日ニューヨークジェッツがグリーンベイパッカーズに勝利し地区優勝したことによりプレーオフにも進出することができなかった。また勝ったペイトリオッツもジェッツが勝利したことによりプレーオフ進出を逃した。
第1Q両チームともに3回の攻撃で得点することができなかった後、ドルフィンズはWRクリス・チャンバースのリバースプレーによる45ヤードランでチャンスをつかむと、RBリッキー・ウイリアムスが11ヤードを走った後、さらに8ヤードのTDランを決めて7-0と先制した。
ドルフィンズは第2Qにもウイリアムスが5キャリーで55ヤードを獲得するなど9プレーで87ヤードをドライブ、最後は再びウイリアムスが14ヤードのTDランを決めて14-0とリードを広げた。
これに対してペイトリオッツはRBケビン・フォークが2回のパスレシーブで27ヤード、3回のラッシュで20ヤードを獲得する活躍で攻め込み、最後はRBアントワン・スミスが11ヤードのTDランを決めて14-7と点差を縮めた。
しかしドルフィンズはウイリアムスが30ヤードランを決めるなど6プレーで76ヤードをドライブ、最後はQBジェイ・フィードラーがWRジェームス・マクナイトに32ヤードのTDパスをヒットさせて前半終了66秒前に21-7とした。
しかしペイトリオッツも粘り、QBトム・ブレイディが4回のパスで42ヤードを獲得し、前半終了と同時にビナティエリが決めた41ヤードFGに結びつけ、21-10としてハーフタイムを迎えた。
第3Qドルフィンズは最初の攻撃で敵陣29ヤード地点までボールを進めたが、Kオリンド・マレーの47ヤードFGはゴールポストに届かず失敗、追加点をあげることはできなかった。
一方ペイトリオッツはドルフィンズの反則にも助けられて11プレーで44ヤードをドライブし、ビナティエリが36ヤードのFGを決めて21-13と8点差に迫った。
第4Qに入ってドルフィンズはペイトリオッツに押され気味だったが、Sブロック・マリオンがペイトリオッツ陣内でブレイディのパスをインターセプトして9ヤードをリターンし、これをマレーの28ヤードFGに結びつけて残り試合時間4分59秒で24-13とリードを広げ勝利を決定づけたかに見えた。
しかしこの後試合の流れは大きくペイトリオッツに傾いていく。ペイトリオッツは次の攻撃でドルフィンズCBジャマー・フレッチャーが犯した30ヤードのパスインターフェアの反則に助けられてゴール前3ヤード地点までボールを進め、ここでブレイディからWRトロイ・ブラウンに3ヤードのTDパスが決まって24-19とし、さらに2点コンバージョンではTEクリスチャン・フォーリアがブレイディのパスをエンドゾーンでキャッチして24-21と試合時間2分46秒を残して一気に3点差に迫った。
さらにビナティエリがオンサイドキックのフェイクから蹴り込んだキックオフはエンドゾーン手前に落ちるラッキーバウンドとなり、これをドルフィンズKRトラビス・マイナーがリターンしようとしたものの、4ヤード地点でペイトリオッツのマイク・ブレイベルがタックルしてペイトリオッツは絶好のフィールドポジションにドルフィンズを追い込んだ。
ドルフィンズはこの攻撃で1stダウンを更新できずパントに追い込まれ、さらにPマーク・ロイヤルズが23ヤードのミスパント、結局試合時間2分11秒を残して自陣34ヤード地点でペイトリオッツに攻撃権を与えてしまった。
ペイトリオッツは1stダウン更新はならなかったものの、ビナティエリが43ヤードのFGを確実に決めて残り試合時間69秒で遂に24-24の同点に追いつき、そのままオーバータイムに突入した。
コイントスで勝ったペイトリオッツがレシーブを選択すると、ドルフィンズは最初のキックオフでマレーが直接フィールド外に蹴ってしまい、ペイトリオッツは自陣40ヤード地点から攻撃を開始した。
そして2プレー後、ダイレクトスナップを受けたフォークが15ヤードを走り、さらにフォークはブレイディからのパスをキャッチして20ヤードを獲得して大きく前進した。さらにブレイディからブラウンへのパスで7ヤード前進した後、ビナティエリが35ヤードの決勝FGを決めて27-24として激戦に終止符を打った。
ウイリアムスはこの試合前半だけで14キャリーで120ヤードを獲得するなど31キャリーで185ヤードを獲得し、今シーズン合計1853ラッシングヤードでNFLのリーディングラッシャーに輝いた。またこの試合の2つを加えて今シーズン、16TDランを記録して1997年にカリム・アブドルジャバーが記録した15TDランのチーム記録を更新した。
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