ビルズオフェンス雪原に踊る…ドルフィンズ、リッキーの激走実らず
AFC東地区のライバル対決、マイアミドルフィンズとバッファロービルズの対戦はビルズの本拠地ラルフウイルソンスタジアムで、激しい風雪の中行われたが、QBドリュー・ブレッドソーがパスで306ヤードを投げて3つのTDをあげる活躍で38-21でビルズが勝利した。
敗れたドルフィンズは3つのターンオーバーをすべてTDに結びつけられて序盤のリードを守れなかった。まだ地区首位に踏み止まっているが、地区優勝を狙うのには痛い一敗となった。
この試合序盤はまったくのドルフィンズペースだった。第1QRBリッキー・ウイリアムスがサイドライン際を走り抜けて45ヤードのTDラン、わずか1プレーで7-0と先制した。
ビルズもKマイク・ホリスの39ヤードFGで3点を返したが、ドルフィンズはウイリアムスの17ヤードランなど10プレーで75ヤードをドライブ、最後はQBレイ・ルーカスからTEジェド・ウィーバーに1ヤードのTDパスが決まって14-3とリードを広げた。
しかし第2Qに入るとドルフィンズが厳しいフィールドポジションからの攻撃を強いられる中、ビルズは徐々に試合のペースをつかんでいった。
ビルズは第2Q中盤から相手の反則にも助けられて8プレーで45ヤードをドライブ、最後はブレッドソーが自らボールをエンドゾーンに運んで2ヤードのTDランとし、14-10と4点差まで迫った。
これに対してドルフィンズは前半終了間際に敵陣36ヤード地点までボールを進め、4thダウン残り4ヤードでギャンブル、しかしこれがルーカスがサックされてファンブル、しかもこれをビルズDEチディ・アハノーツにリカバーされて17ヤードリターンされるという最悪の結果に終わり、結局自陣31ヤード地点でビルズに攻撃権を与えることとなった。
ビルズはこのチャンスにブレッドソーがWRピアレス・プライスに20ヤードのTDパスをヒットさせて17-14と逆転してハーフタイムを迎えた。
第3QビルズはホリスのFGで追加点を狙うがこの46ヤードFGは失敗、逆にドルフィンズはその直後の攻撃でウイリアムスが自身キャリア最長の55ヤードTDランを決めて21-17と逆転、再び試合の流れを引き戻したかに見えた。
しかしこの後にビルズのオフェンスが爆発、まずブレッドソーがプライスに73ヤードのTDパスを決めて24-21とし再びリードを奪うと、次のドルフィンズの攻撃でCBアントワン・ウィンフィールドがTEランディ・マクマイケルのファンブルをリカバーして攻撃権を得た。
そしてその直後、ブレッドソーのパスはドルフィンズCBサム・マディソンにインターセプトされそうになるものの、これが弾かれてWRエリック・モールズの手に収まるという幸運も手伝って、結果的にモールズへの57ヤードTDパスとなり31-21とあっという間に10点リードした。
ドルフィンズは第3Q途中から負傷したルーカスに代わって、親指の骨折から復帰したQBジェイ・フィードラーが出場したが、第4Q最初のプレーでパスをCBネイト・クレメンツにインターセプトされて攻撃が続かない。
逆にビルズはそのインターセプトからつかんだチャンスをRBトラビス・ヘンリーの1ヤードTDランに結びつけて38-21としてドルフィンズの息の根を止めた。
ルーカスは第3QにLBキース・ニューマンにサックを受けて左肩を負傷、それ以降試合に復帰せず、結局パス11回投中6回成功で40ヤード獲得に終わった。また途中出場のフィードラーはパス9回投中5回成功で15ヤード獲得の成績だった。
またウイリアムスは27キャリーで228ヤードを獲得し2TDランを記録、ビルズを相手にして1997年にデンバーブロンコスのテレル・デービスが記録した207ヤードを抜いて最長のラッシングヤード記録を更新した。さらにこの試合で今シーズンのラッシングヤードが1284ヤードとなり、1978年にデルビン・ウイリアムスが記録した1258ヤードのチーム記録を12試合目にして更新した。
ドルフィンズディフェンスはこの試合で、モールズに5回のパスレシーブで130ヤードを許し、プライスには2つのTDパスレシーブで93ヤードを許してしまった。またヘンリーにも35キャリーで151ヤードを獲得されるなど、悪天候の中でビルズのオフェンスに完全に翻弄されてしまった。
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