ドルフィンズ、好守にパンサーズを圧倒
地元マイアミにカロライナパンサーズを迎えた一戦は、サウスフロリダを襲ったハリケーン・ミシェルの影響で風雨の中での試合となったが、ドルフィンズが攻守両面で実力の差を見せつけ、23-6で完勝した。
勝ったドルフィンズは5勝2敗でAFC東地区の首位を守った。一方敗れたパンサーズはこれで7連敗となり、1998年のチームのワースト記録に並んだ。
第1Qドルフィンズは14プレーで7分30秒を費やすボールコントロールオフェンスを展開し、最後はKオリンド・マレーが36ヤードFGを決めて3-0と先制した。
対するパンサーズは次の攻撃で、QBクリス・ウィンキがWRアイザック・バードに31ヤードパスをヒットさせるなどで反撃、第1Q終了19秒前にKジョン・ケイシーの27ヤードFGで3-3の同点に追いついた。
第2Qに入って、ドルフィンズはQBジェイ・フィードラーがWRオロンデ・ガズデン、クリス・チャンバースに効果的なパスを通して前進、FGが狙える位置までボールを運んだ。
ここでドルフィンズはKマレーがFGを蹴ると見せかけて、ボールを持って走るというギャンブルプレーを選択、パンサーズの意表をついた作戦でファーストダウン更新を狙ったが、ここはパンサーズディフェンスにしっかり止められて攻撃権を奪われた。
これで試合の流れがパンサーズ側に傾くかと思われたが、次の攻撃でウィンキのパスがドルフィンズCBパトリック・サーティンにインターセプトされた。サーティンはSブライアン・ウォーカーがはじいたボールを掴んで、そのままエンドゾーンまで走り込んで29ヤードのリターンTDを決めて、ドルフィンズが10-3とリードを奪った。
その後パンサーズはエンドゾーン前2ヤード地点までボールを進めたがTDが取れず、結局ケイシーの20ヤードFGで10-6とし、さらに再び攻撃権を得て51ヤードFGを狙ったが、これは外れて、ドルフィンズディフェンスの前に決定力を欠くこととなった。
逆にドルフィンズは、前半終了間際にマレーが45ヤードFGを確実に決めて、13-6でハーフタイムを迎えた。
第3Qに入ると、ドルフィンズはRBラマー・スミスのランプレーの不調もあって思うようにボールコントロールできず、一方のパンサーズもウィンキが右肩を痛めて2番手QBダミアン・クレイグに交代したこともあってオフェンスが続かず、両チームとも得点することができない。
一進一退の攻防が続く中で、パンサーズは第3Q終了間際に、ドルフィンズ陣内40ヤード地点4thダウン2ヤードの場面で思い切ってギャンブルにでた。しかしクレイグのパスはサーティンによって阻まれて攻撃権を失った。
ドルフィンズはこのチャンスにフィードラーがWRジェームス・マクナイトに40ヤードのロングパスをヒットさせて一気に前進、最後は第4Q開始直後にFBロブ・コンラッドに5ヤードのTDパスを決めて20-6とし、試合の行方をほぼ決定づけた。
その後のドルフィンズの攻撃は、フィードラーからマクナイトへのTDパスが反則で取り消されたものの、マレーが29ヤードFGを決めて23-6とし、パンサーズに止めを刺した。
マレーはこの試合で計3本のFGを成功させて、開幕以来11本のFGをすべて成功させている。
パンサーズはクレイグも左の臀部を痛めて3番手QBマット・ライトルに交代するなどオフェンスが崩壊、その後の攻撃ではファーストダウンを更新することもできなかった。
フィードラーはパス33回投中20回成功で、1インターセプトはあったものの、今シーズン最高の287ヤードを獲得する活躍だった。
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