Week 3
Dolphins vs. Rams
10-42
September 30,2001
Trans World Dome
St. Louis,Missouri

  

ディフェンス崩壊、ラムズに惨敗

ともに開幕2連勝と好調のドルフィンズとラムズの対戦は、ラムズの本拠地セントルイスで行われたが、QBカート・ワーナーが328ヤードを投げて4TDパスを決め、RBマーシャル・フォークがラッシングとレシービングで合計160ヤードを稼ぎ3TDをあげる活躍でラムズが大勝、ドルフィンズは自慢のディフェンスが機能せず42-10で敗れた。

勝ったラムズはホーム開幕戦を白星で飾るとともに、ワーナーが300ヤード以上を投げた試合ではこれで17勝3敗となった。

第1Qラムズは最初の攻撃で、10プレーで7分近くを費やして76ヤードをドライブし、最後はワーナーからWRリッキー・プロールに3ヤードのTDパスが決まって7-0と先制した。このドライブでワーナーは8本のパスを6人のレシーバーに投げ分けてすべて成功させ68ヤードを稼いだ。

対するドルフィンズもすぐに反撃、RBラマー・スミスが4キャリーで25ヤードを稼ぎ、相手の反則にも助けられてボールを進めた。結局5プレーで64ヤードをドライブし、最後はQBジェイ・フィードラーからパスを受けたWRジェームス・マクナイトがディフェンスを振り切ってエンドゾーンに走り込み24ヤードのTDパスキャッチ、7-7の同点とした。

さらにドルフィンズはSブロック・マリオンがPジョン・ベーカーのパントをブロックし、敵陣43ヤード地点で攻撃権を得ると、第2Qに入ってフィードラーがWRクリス・チャンバースに16ヤードのパスを通し、さらに相手の反則などでゴール前6ヤード地点まで攻め込んだ。

しかしここでフィードラーがラムズLBロンドン・フレッチャーのブリッツを受けてボールをファンブル、これをCBデクスター・マクレオンにリカバーされて得点のチャンスを失った。

これで勢いに乗ったラムズはワーナーがWRトリー・ホルトに35ヤードのパスをヒットさせるなどわずか4プレーでエンドゾーンまでボールを運んだ。最後はワーナーがフォークに10ヤードTDパスを決めて14-7と勝ち越した。

ドルフィンズもフィードラーがチャンバースに33ヤードパスをヒットさせるなどでゴール前8ヤード地点までボールを運んだ後、フィードラーが同点を狙ってエンドゾーン内のWRオロンデ・ガズデンにパスを投じたが決まらず、結局Kオリンド・マレーの26ヤードFGで3点を返すに止まった。

その後ラムズはワーナーがプロールに29ヤードのパスを通し、フォークが2度のキャリーで16ヤードを稼ぐなどでドルフィンズ陣内に攻め込んだ。

前半終了まで残り時間3秒、4thダウンゴール1ヤードでギャンブルに出たラムズは、ワーナーがLBトワン・ラッセルにタックルを受けながらエンドゾーンのフォークにパス、これが決まり1ヤードTDパスとなって得点を追加、結局21-10とラムズがリードしてハーフタイムを迎えた。

第3Qに入って、ドルフィンズは最初の攻撃でフィードラーがチャンバースに投げたパスがオーバースロー、これをラムズCBドレ・ブライにラムズ陣内1ヤード地点でインターセプトされて攻撃権を奪われた。

自陣1ヤード地点からの攻撃となったラムズは、ワーナーがTEアーニー・コンウェルに24ヤードパスを通してピンチを脱出すると、フォークの25ヤードランなどで攻め込み、最後はフォークの1ヤードTDランで28-10とリードを広げた。このドライブは99ヤードを11プレーで進み9分以上の時間を費やしたもので、事実上試合を決定づけたものだった。

さらにラムズは、第4Qにワーナーからホルトへの45ヤードTDパス、RBトラング・カニデイトの9ヤードTDランで得点を重ね、ドルフィンズの息の根を止めた。

フィードラーはマクナイトに24ヤードTDパスをヒットさせるなどパス27回投中19回成功で204ヤードを獲得したが、ラムズディフェンスに2度のインターセプトを喫し、さらに試合の流れを大きく変えるファンブルを犯した。またマクナイトは5回のパスキャッチで73ヤードを獲得した。

HCデーブ・ウオンステッドは、オフェンス面ではスミスのランでボールと時間をコントロールしようとしたが、そのスミスは19キャリーで48ヤードに止まり、ディフェンス面ではディフェンスバックを5人に増やしてラムズのパスアタックを封じ込めようとしたが、それにもかかわらず300ヤード以上も献上してしまって、絶好調のラムズに攻守両面にわたって試合開始前の戦略を崩されてしまった。

BOX SCORE