劇的大逆転勝利、フィードラー執念のTDダイブ
2001年シーズンの地元マイアミでの開幕戦となった対オークランドレイダース戦は、2つのインターセプトを犯して9点を献上したQBジェイ・フィードラーが逆転の80ヤードドライブを演出、最後は試合時間のこり2秒で自ら2ヤードTDランを決めて、ドルフィンズが18-15で勝利した。
勝ったドルフィンズはホームでの開幕戦における連勝を8とするとともに、8、9月のホームゲームにおける連勝記録も15に延ばしている。ドルフィンズは1993年の9月にホームでニューヨークジェッツに敗れて以来8、9月は負けていない。
この試合、序盤はレイダースのペースで進んだ。第1Qレイダースはショートパスとランプレーでボールをコントロールし、Kセバスチャン・ジャニコウスキーの42ヤードFGで先制した。
一方のドルフィンズは第1Qはフィードラーのパスが一本も決まらず攻撃のリズムがつかめない。
レイダースはさらに第1Qから第2Qにかけて、同じくショートパスとランプレーを絡めて、15プレーで7分18秒を費やして、最後はまたしてもジャニコウスキーが25ヤードFGを決めて6-0とリードを広げた。
第2Q中盤に入ってようやくパスが決まりだしたドルフィンズは、フィードラーがWRオロンデ・ガズデンに効果的なパスを決めてボールを進め、前半残り時間16秒でフィードラー自らが2ヤードTDランを決めて7-6と逆転に成功、ハーフタイムを迎えた。
ドルフィンズは第3Q開始直後の攻撃で、フィードラーがレイダースのルーキーSデリック・ギブソンにインターセプトを喫して、ジャニコウスキーにこの試合3本目となる45ヤードFGを決められて9-7と再びリードを奪われた。
これに対してドルフィンズも第3Q終了間際にKオリンド・マレーが27ヤードFGを決めて再び逆転、10-9として最終第4Qを迎えた。
追加点を取って試合を優位に進めたいドルフィンズだったが、フィードラーがWRクリス・チャンバースに投じたパスをレイダースSアンソニー・ドーセットにインターセプトされ、そのままリターンTDを決められて15-10とまたしても逆転された。しかしその後の2点コンバージョンは、Sブロック・マリオンがRBタイロン・ウィートリーのランを止めて失点を防いだ。
その後ドルフィンズのオフェンスはレイダースの堅いディフェンスに阻まれてなかなか反撃の糸口がつかめない。
残り試合時間2分32秒のところでHCデーブ・ウオンステッドはチームのディフェンス力を信じて4thダウンギャンブルを行わずパントを選択、地元のファンからは一部ブーイングも聞こえてきたが、この作戦が見事に的中し残り1分41秒で再び攻撃権を得た。
自陣20ヤード地点からの攻撃、まずフィードラーからWRデドリック・ワードに20ヤードのパスが決まり、続いてRBトラビス・マイナーに8ヤード、チャンバースに27ヤードのパスが立て続けに決まって残り1分20秒で敵陣25ヤード地点までボールを進めた。そしてフィードラーからガズデンに6ヤードのパスが決まりマイナーがランで1ヤードを稼いだが、TDを狙ったパスは失敗し絶体絶命の4thダウン残り3ヤードとなった。
このピンチにフィードラーはワードに9ヤードのパスを通して望みをつなぎ、自ら7ヤード走った後2ヤード地点でボールをスパイク、残り試合時間12秒で時計を止めた。
そして最後のプレー、フィードラーはパスと見せかけて突進しエンドゾーンに向かってダイブ、これが2ヤードTDランとなって16-15と逆転した。その後のエキストラポイントはWRジェームス・マクナイトがランでボールをエンドゾーンに運びだめ押しの2点となった。
ドルフィンズのディフェンスは序盤こそレイダースのボールコントロールオフェンスに悩まされたものの、後半はレイダースのオフェンスに対して1stダウン更新わずか2回に抑えた。そのディフェンスの要MLBザック・トーマスは18タックルを記録している。またCBサム・マディソンとパトリック・サーティンは、レイダースのWRティム・ブラウンとジェリー・ライスに対してわずか4キャッチで27ヤード獲得に止めた。
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